カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(CSIF)が日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(RJIF)に対して合併を提案した。合併後の投資法人は運用資産約1200億円となり、第2位以下を倍近く上回るインフラファンドが誕生する。ただ、RJIFをめぐっては、リニューアブル・ジャパンがTOBを実施中で、対抗提案した形だ。CSIFはRJIFを吸収合併する形式となる。M&Aアドバイザーとしては、今後のTOBの動向に注目し、合併が実現するかどうか見極める必要がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。